これまで日本人の誰もが経験したことのない、ヨーロッパ悠久の昔から未来へつながる芸術文化と、そこに輝く歴史のヒロインや現代のリーダーの両方と出会うことのできた奇跡の旅行でした。
世界遺産都市サンクトペテルブルグでは、エカテリーナ宮殿、ピョートル大帝夏の宮殿、エルミタージュ美術館などを見学。レオナルド・ダヴィンチの「リッタの聖母」など多数の名画の他、世界3大名器として有名なウェジウッドの「クインズウエア」やエカテリーナ2世のマーク入りターコイズブルーのセーブルの傑作等を目の前にし感動しました。アレキサンドリンスキー劇場でバレエ「白鳥の湖」を見物。駐日ロシア大使館、駐露日本領事館他の協力を得、サンクトペテルブルグ副市長を表敬訪問し、女性政治家の旺盛なエネルギーに接したことも、現代ロシアの繁栄を裏付ける発見でした。
フランスの名水の地エヴィアン・ロワイヤル・リゾートホテルでは、在仏日本大使館の審査を得、幸運にも「日仏交流150周年記念」参加の認可をいただくことができ、ガラディナーを開催しました。日本の童謡を披露したり、一緒にフォークダンスを楽しみ友好を深めました。総料理長ミシェル・レンツ氏の軽やかな料理「キュイジーヌ・シネルジック」は、大自然と健康のテーマを融合させた新しい時代の先駆けでした。
フランスの食卓芸術・プロトコール研究家第一人者ルシャボニエール夫人のシャトーでは、ご家族揃って初めての日本人客を迎えてくださり、、授業のあとオペラを聴きながら、フィナーレの晩餐を楽しみました。ご参加くださった向学心に燃えた皆さまとともに、今回の記念すべき特別の旅をご一緒できましたことは、私にとり旅の最大の喜びです。
2008年 秋 今田美奈子

左)華麗なエカテリーナ宮殿の見学に感動
右)サンクトペテルブルグ副市長表敬訪問

左)エルミタージュ美術館で世界最高の名器と対面
右)ヨーロッパ有数の高級リゾートホテルであるエヴィアンロワイヤルリゾート

総料理長ミシェル・レンツ氏が考案した、健康と美肌をつくりあげる独特の料理、「キュイジイーヌ・シネルジック」。
レンツ氏の案内でホテル内の広い畑に出かけ、ハーブや個性的な野菜を採取し、氏から直々料理指導をいただきました。

2008年日仏交流150周年記念のガラディナー(公式の国際交流行事として認可を受けました) 。
エヴィアン市長夫妻、副市長、観光局長夫妻、ホテル支配人、ダノン社エヴィアン水支配人等VIPが列席されました。

ノルマンディ近郊にあるルシャボニエール夫人の新しいシャトーで、食卓芸術とプロトコールの授業を受けました。
posted by 今田美奈子食卓芸術サロン at 2010年9月 1日 23:16